プレイスメントグループは、複数のEC2インスタンスを論理的にグループ化し、インスタンス間での低遅延な通信や、ハードウェア障害による影響を軽減できる機能です。
スプレッドプレイスメントグループ
スプレッドプレイスメントグループは、グループ内のEC2インスタンスを異なるハードウェア(ラック)に配置します。スプレッドプレイスメントグループ内の各EC2インスタンスはハードウェアを共有しないので、ハードウェア障害による影響を軽減します。スプレッドプレイスメントグループは異なるAZにEC2インスタンスを配置することもできます。
クラスタープレイスメントグループ
グループ内のEC2インスタンスを単一AZ内の物理的に近い距離に配置します。各EC2インスタンス同士の通信は遅延が発生しにくく高速な通信が可能になります。グループ内のインスタンスがハードウェアを共有することもあります。
パーティションプレイスメントグループ
グループをパーティションとよばれる論理グループに分割し、それぞれのパーティションに1つ以上のEC2インスタンスが所属します。各パーティションは1つのラックが対応しており、ラックには独立した電源とネットワークが配備されています。同一パーティション内のEC2インスタンスはハードウェアを共有することもあります。
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