AWSクラウドコンピューティングの6つのメリット
- 固定費(設備投資費) が柔軟な変動費へ
- スケールによる大きなコストメリット
- キャパシティ予測が不要に
- 速度と俊敏性の向上
- データセンターの運用と保守への投資が不要に
- わずか数分で世界中にデプロイ
- Design for Failure =単一障害点をなくそう。
- マネージドなサービスを利用しよう。 AWSのマネージドなサービスは単一障害 点にならないように考慮されている。
- システムのコンポーネントを疎結合にする。
- マイクロサービスアーキテクチャを利用する。
- SQS、キューイングチェーンを利用して、 非同期かつ疎結合な構成をとる。
弾力性は、次の3つの方法を用いることで実現できます。
- 巡回スケーリング
一定間隔(毎日、週ごと、月ごと、四半期ごと)に発生する定期的なスケーリング - イベントベーススケーリング:
予定されているビジネスイベントのためにトラフ イックリクエストが急激に増加されると予想されるときに実施するスケーリング (新製品の立ち上げや、 マーケティングキャンペーンなど) - オンデマンドの自動スケーリング
監視サービスを利用することにより、監視項目 (CPUの平均利用率やネットワークI/O量など) に基づいてトリガーを送信しスケ ールアウト/スケールインを行う
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固定されたリソースでなく、 クラウドの利点である弾力性 (伸縮性) を使って動 的にスケーリングを行う。
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使い捨て可能なリソースとして、サーバーを考える。
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ロードバランサーを組み合わせて、並列処理を行う。
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スケーリングは弾力性を組み合わせて、 高負荷時にはスケールアウト、 低負荷時 にはスケールインを行う。
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静的コンテンツは外部に出して、 エンドユーザーの近くに保管する。
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動的に処理するデータは、クラウド上のコンピューティングリソースの近くに保管する。
AWS Well-Architected フレームワークは、運用上の優秀性、セキュリティ、信頼性、パフォーマンス効率、 コスト最適化、 サステナビリティという6本の柱を基本としています。
- 運用上の優秀性:ビジネス価値を実現するためのシステムを実行してモニタリン グし、それらをサポートするプロセスと手順を継続的に改善する機能。
- セキュリティ:リスクの評価と軽減戦略をとおしてビジネス価値を提供しながら、
情報、システム、資産を保護する能力。 - 信頼性:インフラストラクチャやサービスの障害からの復旧、必要に応じたコンピ コーティングリソースの動的な取得、設定ミスや一時的なネットワーク問題などの障害の軽減といったシステムの機能。
- パフォーマンス効率:コンピューティングリソースを効率的に使用してシステム 要件を満たし、需要の変化や技術の進歩に合わせてこの効率を維持する能力。
- コスト最適化: 最も安価にシステムを実行してビジネス価値を実現する能力。
- サステナビリティ: 環境に対する影響、特にエネルギーの消費と効率性に焦点を当 て、 持続可能性を踏まえた設計をする能力。
AWS クラウド
クラウドとは、インターネット経由でコンピューティング、データベース、スト レージ、アプリケーションなどのITリソースをオンデマンドで利用できるサービスの総称。
●オンプレミスとは、サーバー、ネットワーク、ソフトウェアなどの設備を自前で用意し運用するシステム。
●AWS クラウドコンピューティングには6つのメリットがあり、これは試験に出 る重要な概念。
●AWS を活かしたシステム構築では、 Design for Failure (故障に備えた設計)、疎 結合、弾力性、並列化、 データの保管場所に留意する。
●Well-Architected フレームワークとは、信頼性、セキュリティ、 効率、 コスト効果、 持続可能性が高いシステムを設計しクラウドで運用するための、 アーキテクチャ のベストプラクティス。
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